1. 専門職の壁:データ分析への潜在的な不安と現状への危機感

私自身、理学療法士として臨床経験を積む中で、「データ」や「統計」に対して苦手意識を感じていました。学生時代に統計で挫折した経験があり、臨床に出てからも、この分野を避けてきたのが正直なところです。デジタル技術に前々から興味関心があったものの、どうしても「取り残されてる感」が否めませんでした。

しかし、私が研修受講を決意した最大の理由は、「現状への危機感」です。

  • 管理職として、日々の実績データに触れる中で、「このデータを専門的に分析できれば、もっと質の高い意思決定ができるのに」というもどかしさを常に感じていました。
  • また、地域での介護予防教室等に携わる中で、個人の評価に留まらず、「もっと広い視野で地域全体の健康に貢献したい」という強い思いが募っていたからです。

2. 研修の成果:新しい分析技術と視野の拡大

この研修で得られたものは、単なる知識ではなく、現場の課題を解決するための具体的なツールと「突破力」です。

  • AIの活用術、データ分析手法、統計の基礎といった、現場では得難い専門的な技術を体系的に学びました。
  • 特に、AIを活用したコード作成やPycharm等でのプログラム実行技術は、従来の業務の効率化と高度化に直結しています。例えば、管理業務において、膨大なデータを扱う際の分析作業に、これらの技術を早速応用しています。
  • これらは、私の業務における「分析」というプロセスを、個人の患者様レベルから、施設全体、そして地域全体のデータレベルへと大きく拡張させてくれました。

この「視野の拡大」こそが、専門職としての成長を実感した瞬間です。

3. 理学療法士の未来:生き残りのための戦略的な決断

理学療法士は、評価→問題点の抽出→分析→目標設定という、データに基づいた思考プロセスを日常的に行っています。この「分析」能力を、地域医療データサイエンティストとしてさらに磨き上げることが、今後の理学療法士の「生存戦略」だと感じています。

  • これからの未来、私たちは一人の患者様のデータだけでなく、医療データや健康関連データといった地域・社会全体のデータを取り扱う機会が増えていくことが予想されます。
  • このようなデータを取り扱えるかどうかは、理学療法士が施設内に留まらず、地域や社会へ飛び出し、真に貢献できる専門職として生き残っていけるかどうかに直結しています。
かつての私のように「統計の壁」や「取り残され感」に悩む仲間こそ、一歩踏み出す勇気を持ってほしいと思います。専門知識という現場の強みと、データサイエンスという新しい力を融合させることで、私たちは地域医療の変革の担い手になれるはずです。

【さいごに】

私自身、この研修を通じて、不安を乗り越える勇気と、未来を切り開くための具体的な技術を手に入れました。

少しでも「何かを変えたい」と思ったなら、それがあなたの「成長」の始まりです。共に学び、地域医療の未来を戦略的に築いていきましょう!